不動産の知識

不動産売却ノウハウ-中古マンションの売却

現在、中古マンションの需要が高まっています。1番の理由は資産価値の下がり幅が小さいこと。新築マンションは販売業者の利益や広告費を約20%上乗せして販売しています。その分を差し引いた金額が資産価値になるため、4,000万円で購入しても資産価値は3,200万円ほどです。一方、中古マンションは売主の希望と相場によって価格が決まります。実際の価値と購入価格がかけ離れることはほとんどありません。

また中古マンションは購入費用が抑えられる分、そのお金をリフォームやリノベーションに回せます。設備の新しさに魅力を感じて新築を選ぶ方もいるかもしれませんが、中古マンションでも自分に合った設備が入れられます。また、リフォームやリノベーションをしても新築の3分の2程度の費用で抑えられるのです。自分の家庭に合わせて住まいを変えられるため、新築以上に自由度が高いという理由から購入を希望している方も多くいます。

需要が高いということは、売却を行ういいタイミングであるともいえます。売却の肝は査定価格。査定価格を決める大切な要素は管理状況やマンションの見た目などいろいろありますが、その中でも大きなウエイトを占める点が3つあります。1つ目が立地。麻布十番、品川、恵比寿などの人口が多く住みやすい街はそれだけ住宅需要も高くなるため、中古マンションも高く売却できる傾向にあります。「中古マンション 駅 ランキング」などで検索してみると有益な情報が出てきます。2つ目が駅からの距離。物件を検索する際、駅からの距離は5分、10分、15分以内と分類されていることがありますが、これらも価格には大きく影響してきます。最後が部屋の状況。築年数や階数、広さなどが含まれます。

また、査定価格を出してくれる会社選びも重要。大和ホームズオンラインが行なっている住まいのバトンの中古マンション売却サービスでは、手軽なオンライン無料査定と不動産鑑定士が詳細まで調査する訪問査定の2種類を行っています。査定価格の実情が分かっているだけで不動産売却はかなりスムーズに進むので、これらはしっかりと対策しておくべきポイントです。

New empty house, room